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コラム

比較級思考176

赤字体質、黒字体質という言葉があります。特に赤字体質の企業が問題となります。また、今年も赤字かとがっかりする企業のなんと多いことか。国税庁が毎年公表している「国税庁統計法人税表」によると、2021年度に決算を迎えた全ての法人で赤字法人率は65.3%。半分以上の法人が赤字ということ。毎年似たような数字が続いていることを考えると、多くの企業は赤字体質が定着しているといっても過言ではありません。そして、赤字の中心はなんといっても営業赤字ということを考えると、この赤字体質からの脱却こそ、中小企業の主要課題といえそうです。会計事務所の顧問先企業の多くも似たような状況にあると思いますが、いつまでも赤字を続けている訳ではありませんし、将来の顧問先の減少にもつながってきます。どうしたら赤字体質からの脱却は可能なのか。じっくり考えてみたいと思います。

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