人間とは恐いもの、思い込んだらその呪縛から中々離れられない。一旦思い込むと、ずっと同じ思いを抱く人が多い。何故、そんな考えを持つようになったのか、定期的に点検する必要があるのだが、中々そうはならない。我々がよく聞く思い込みの例をあげてみよう。日本の製造業のトップといえば、トヨタであり、2022年3月期決算でも売上高31兆円、営業利益も約3兆円と桁外れの決算をしている。こうなると「トヨタがやっている」というと誰も逆らえなくなってしまう。トヨタのやっていることは、すべて良い。何かわからなければ「トヨタはどうしている」と聞くという具合に。まるで経営者がトヨタ教の信者になったようだ。ところで、トヨタの経営で有名なのがカンバン方式であり、ジャスト・インタイムの経営と言われている。これについては、アメリカの有名なビジネススクールでも取り上げている。これらは、どのような経営状況の下で妥当とするのかを考えてみたい。
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