新型コロナに加えて、ロシアによるウクライナへの侵攻(2022.2.24)が市場経済を揺るがす大事件に発展しています。ロシアの経済制裁で、原油、小麦といった必需品の価格が大幅にupしています。原材料、それも生存に不可欠な原材料価格のupは、我々の経済社会にどのような影響を与えるのでしょうか。この機会はピンチとみるべきでしょうか。チャンスとみるべきでしょうか。考え方次第かもしれません。原材料価格のupをチャンスとみて、企業は様々な対応を考えています。1973年10月に起きた第一次オイルショックの時も、世界の原油価格は、3ヶ月で約4倍に高騰し、猛烈なインフレが生じました。今回もその教訓を活かすことができるでしょうか。危機が生じた時、それをピンチとみるか、チャンスとみるか。それが企業の勝敗の分かれ道です。人間の頭は、「考える程、新しい知恵が生じる」ものなのです。どこにビジネスチャンスがあるのか。価格upばかりに目が行きがちですが、ここはゆっくり考えてもらいたいものです。
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