会社の経営行動とその結果について時間軸をもとに見ていくと、?今までどうであったのか(過去) ?今、どうなっているのか(現在) ?これからどうなるのか(未来)の3局面が考えられます。このうち、会社の社長が一番注目するのが、?これから会社はどうなるのか、どうするのか、という点です。?や?は既に終わった問題で変わることのできないもの。これに対して、?については、未来のことなので、いくらでも変えて行くことができる可能性があります。?は、夢を語るのであれば、いくらでも描けますが、地に足のついたストーリーを展開するためには、、?や?に対する理解が不可欠です。過去や現在の分析は、徹底して行う必要があります。決算診断は、決算そのもののためでなく、未来の経営行動への指針として活用できるかが経営の肝となるものです。決算診断は、診断すること自体に意味があるのではなく、これからの経営にいかに活かすかにかかっています。全てのモノは、それを活かすことのできる人にとっては安い買い物ですが、それを活かすことができない人にとっては、高い買い物になるのと同じです。
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