土地を購入する。人を雇う。店舗を広げる。企業経営をしていく場合、様々な場面で意思決定を行う必要性が生じます。意思決定の中には、重要なもの(金額的に大きいもの)。今の段階では、金額的に大きくはないが、後々の経営に重要な影響を与えるもの等、様々なものがあります。これらをどのような基準で意思決定を行うべきか。単純に「安いから」という理由で決めてしまうのか直感的に「ぴーんときたから」という理由で決めてしまうか、「いろいろな検討をした結果」として、決めるのか。どれが良いのかは必ずしも明確ではありません。しかし、中長期の経営の安全性、確実性という点で考えると、かなり「慎重に」行う必要があります。この「慎重さ」を具体的に判断の基軸にするためには、ぜひ、今まで考えたような「分類思考」を取り入れて欲しいものです。この「分類思考」を導入することによって、この面ではどれが良いのか。別の面では、どれが良いのか、いろいろな比較ができると思われます。但し、慎重な判断は時には、時間がかかりすぎるのでスピードの時代に乗り遅れるというリスクもありますので注意が必要です。
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