決算書というのは、企業に起きた全ての経済活動を一定の分類に従って集計されてできます。
集計ですから、全体としての数字ということになります。集計された数字から判断できることは、全体としての方向性です。例えば、在庫(商品、製品、原材料仕掛品等)について、昨年より10%増えている。売上高は横ばいなのにどうしてだろう。
ここまでは、全体的な方向感覚の問題です。しかし、当社が製造メーカーであり、取り扱い製品目が100種類あるとしましょう。この100種類ごとの売上、在庫の関係を調べてみないと簡単に在庫が多すぎる、おかしいという結論にはなりません。集計されたものを一定の基準で分類することによって、いろいろなことがわかってきます。その意味で、どのような基準で分類するのかについては、十分検討しておく必要があります。
« 比較級思考134 | 会計力 | 比較級思考136 »
|決算診断実践会トップ|決算診断実践会とは?|決算書の見方セミナー|コラム|決算診断体験版|社長タイプ診断|会員紹介|
|運営会社について|サイトマップ|プライバシーポリシー|お問い合わせ|