集計と分類は、会計の基本です。日々の取引を正確に仕訳入力すると、コンピューターが自動計算して、集計と分類を行ってくれます。日付順の仕訳入力で、勘定科目という分類集計がなされます。パソコンという便利なモノによって分類計算は正確に行われるようになりました。しかし、これは、あくまでも財務会計の立場をベースとした分類集計です。
決算診断は、財務会計をベースにしながらも、経営管理への役立ちが狙いです。例えば、運送会社の例でいえば、車両20台保有しているとしましょう。1台の車両がどれ位稼いだか、1台の車両を減らすと、どのくらいの費用の節約になるのか、逆に、一台の車両を増やすと初期費用がどのくらいかかり、ランニングコストがどのくらいかかるのか。このような情報を入手するためには、財務会計的手法だけでは、限界があります。財務会計のデータをベースにして管理会計に利用できるように変換することが求められます。
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