会計事務所の場合、申告書や決算書の作成は、誰がやっても同じものと考えれば、少しでも価格の安いものに仕事を頼むのが道理です。この原理を貫くと泥沼の価格競争に入っていき、会計事務所も100円ショップ化への道をたどります。この場合、「同じもの」「同じ申告書」「同じ決算書」という言葉が肝です。このような内容的に同じような物であれば、価格勝負となります。このような価格競争に入らないためにはどうすべきか。
申告書や決算書のベースとなる会計や企業経営についての相談業務、コンサルタント業務といった付加価値をつけることが出来るかが分かれ目です。この付加価値がつけられると「同じ申告書」「同じ決算書」ではなく、○○先生が我が社の事を考えてくれて、どうしたらもっと良い会社になるのか、適切なアドバイスをしてくれるという、我々にコンサルしてくれた申告書であり、決算書ということになります。こうすることによって、「同じもの」でなくなってきます。
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