デリバティブという複雑な金融商品、その始まりは、日本の大阪堂島の米相場にあります。海外貿易が盛んになり、経済が国際化、グローバル化(特に、冷戦の崩壊)すると、あらゆるものが市場化します。市場化とは定価のない時代。価格が毎日変動する時代でもあります。会計公準の1つである「貨幣価値一定」の公準が岐路にたたされます。こうして時価の時代が会計の世界に押し寄せてきます。始めは、取引の拡大、モノとしての貿易の拡大(貿易の自由化)お金の拡大(資本の自由化)そして、最後は人々の交流(人の自由化)へと続き、この自由化の流れの延長戦上に世界的規模での市場化へと続きます。市場化時代の会計は、どうあるべきか。これが、次の課題です。
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