戦争程、究極の経済破壊はありません。家屋、工場、道路・・・全ての地上の有形物をことごとく破壊しつくすため、今まで長年にわたって築き上げてきた全ての財産が破壊されるのですから、大変です。戦後の経済復興は、焼け跡の廃墟のゼロからの出発です。特に日本とドイツは敗戦国として一面焼け野原といった状態でした。食物はない、住むところもない、着るものもない・・・ないない尽くしの状況からいかに元に戻すか。そして、更に成長への道へつないで行くか。戦後、日本とドイツの経済復興には目を見張るものがあり、奇跡とまで言われました。この原因については、諸説ありますが、元来の勤勉な国民性と戦前においてもかなりの技術水準にあったことがベースであったことは間違いありません。それに加えて戦勝国であったアメリカによるサポート(市場開放によるフトコロの深さ)も無視できなかったと思われます。
« 比較級思考113 | 会計力 | 比較級思考115 »
|決算診断実践会トップ|決算診断実践会とは?|決算書の見方セミナー|コラム|決算診断体験版|社長タイプ診断|会員紹介|
|運営会社について|サイトマップ|プライバシーポリシー|お問い合わせ|