簿記といえば、複式簿記というのが当たり前の時代となっています。取引を2面的にみて、損益状況、財産状況を同時に見ることのできる複式簿記は、自動検証機能にも優れていると言われています。正確な記録は、様々な意思決定にとっての不可欠な前提です。昨今の財務省の公文書の改ざん問題は、文書の正確性を前提とした議論そのものへの正当性の問題に発展します。複式簿記による記帳法が確立されたことによって、近代会計制度のスタートとみることもできます。それでは、単式簿記は、どうだったのか。典型的なのが家計簿の発想です。これについては、次回とりあげたいと思います。
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