記録に頼るか、記憶に頼るか。答えは明らかです。特に、紙に記録するともう記憶しなくても大丈夫という安心感は、記憶から解放された人間の余裕を感じるものです。記憶の中でのいやな思い出は、学生時代の試験勉強で、正確な記憶と答案の再現という問題があります。試験問題については、「考える力」を求めていると言われていますが、依然として「記憶」の重要性はなくなっていません。紙の発見、文字の発見は、人間が記憶から解放されるのに多大な貢献をしました。めったにない出来事は記憶にとどめておくことが出来ますが、同じようなことが繰り返し行っていく出来事は、正確に記録しておかないと忘れられたり、あいまい、不正確なものとなってしまいます。特に、命の次に大切な「お金」についての記録は不可欠です。問題は、「記録の仕方」「記録の作法」にあります。特に、会計記録の作法について、次回考えてみましょう。
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