先日、ある会社の社長と話をする機会があり、そこで前回紹介した「社長の基本」(三條慶八著、かんき出版)という本について話になりました。
経営はまさに実行であり、その実行にさいして、その社長は直観力、ヒラメキ力を重視すると言っていました。日々直面する様々な経営課題に対して、全て理論的にゆっくり検討していたのでは、間に合いません。しかし、思いつきでその場主義的に実行されてもたまりません。直感力、ひらめき力の背景には、過去における膨大な経験や勘といった蓄積があってこそ初めてできるはずです。
「経験や勘」は、非常に大切な要素です。それは、「経験や勘」を生かそうとする社長の日々の姿勢の賜物だからです。同じ誤りを何度もする人にとって「経験や勘」は何の役にも立たないものです。良い経験と良い勘があって始めて「経験と勘」は生きてくるのです。
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