マクロとしての決算書は、悪い意味では、「どんぶり勘定」です。前回指摘したように、良い売上、悪い売上、普通の売上が混在したものとしての全体の売上だからです。決算書だけからは、どこを直すべきか、どこに注意するべきかは直接的には、明らかになりません。京セラの創業者の稲盛和夫氏は、全てを1対1の関係に置き換えることをすすめています。売上高を徹底的に分解し、分子レベルにまで分解することによって初めて1つ1つの問題点が明らかになります。人間の行動も、1回1回のミクロの行動を分解して初めて人間の評価も明らかになるかもしれません。徹底的な分解が問題点を明らかにする基本といえます。西洋の諺に「神は細部に宿る」という言葉があります。これは、目に見えにくい所に大切なものがあるという意味ですが、小さなことは見えにくいし、わかりにくいので、はっきりさせることを重視したものと考えると同じような思想と見ることもできるでしょう
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