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コラム

比較級思考75

物の勝負で、大量生産、大量販売で価格勝負の世界では、中小企業は、大企業にとても勝ち目はありません。資本力において圧倒的な強さをほこる大企業に、中小企業は、とてもたちうちできません。大きいもの、強いものが勝つに決まっています。
従って、物の世界で中小企業が大企業に対抗するためには、大量生産・大量販売によって対応するのではなく、別の方法を考えなければなりません。価格も安売り競争に陥ることなく、勝負できるものにシフトすることが、生き残りの条件といえるでしょう。但し、物については、品質、価格がどうしても決め手となりますし、なかでも、価格のウエイトは相当高いものになります。これに対して、サービスの提供の場合は、1人1人の個人が、どう受け止めるのか。状況、時間、雰囲気等、様々な環境の中での対応ですので、1人1人に対するこまやかなサービスというものが考えられます。このサービスの分野では、中小企業でも大企業と闘う事ができるかもしれません。

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