会計業務、税務申告のIT化は、かなり早い段階から進んでいました。簿記の貸借平均の原則(複式簿記)は、IT化しやすいものの最たるものでしたので、まず、会計業務のIT化が進みました。当初はコンピュータの大型化の時代としてスタートし、現在ではパソコンの能力が飛躍的に拡大し、会計業務を手計算でやっている人々は殆どいないでしょう。こうした流れから「勘定奉行」、「弥生会計」、「会計王」、「PCA会計」・・・沢山の会計ソフトが、それも廉価で販売されるようになりました。複雑な仕訳がない限り、殆どの会計業務はIT化によくなじんだものです。税務申告でも、法人税、所得税、相続税、消費税についても「達人シリーズ」、「魔法陣」・・・といった申告ソフトが会計ソフトと同じように廉価で販売されるようになりました。このように会計業務や税務申告のIT化は日常的に当り前の現象となっています。そのため私の大学院の多くの生徒たちはこの状況を当たり前のことと受け止めています。問題はこの先にあるものです。
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