「待てば海路の日和あり」「百年河青を俟つ」
両者は全く反対の諺として、よく取り上げられます。前者はいらだたず待っていれば早晩幸運が到来するという待ちのすすめ。あせらず、憤らずに日々精進していればきっと良いことがあるはず。人生そんなに捨てたもんじゃない。これに対して、後者は黄河が澄むのを待っても無駄なように、いくら待っても望みの達せられないこと。待ちぼうけの無駄の典型です。
ここで考えておくことは「待ち」にも「良い待ち」と「悪い待ち」があることと、待っている間に何をするかという点です。人生で一番大切なのは「待ち」かもしれない。動いている時を有意義に感じるのは、動いていると忙しくて考える時間がないからでしょう。「待つ」時間は人間が最も考える時間と捉えれば、これをどう生かすかこそ人間の勝利の分かれ目となるのではないでしょうか。
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