前回の「決算書で読む企業と業界力」について、もう少し詳しくみていきましょう。
会計のプロ以外の人は、会計をどのように見ているのか。会計を利用する一般の人々の目線で書こうとするので、非常にわかりやすいのが特徴です。プロの陥りがちな独善的なスタイル、上から目線がないのがベストセラーになるコツなのでしょう。ここでもう少し深くみて欲しい点が企業の比較です。企業が多角化・グループ化している点を連結財務諸表ではどうみるかという点です。一例をあげると日立製作所ですが、重電・家電・半導体の他、日立キャピタルというリース会社・日立物流という運輸会社、日立情報というソフト会社、いろんなものの売上が含まれてしまうので、この連結売上をはたして東芝と比較できるのでしょうか。素朴な疑問について考えてみて下さい。
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